Liquitex

リキテックス

1950年代以降、世界のアートシーンの中心は、ヨーロッパからアメリカ大陸へと移って行きました。当時のアートシーンは新しい表現、技法、材料の追及に拍車がかかっていました。多くのアーティストが新しい表現を可能にする素材の登場を待ち望んでいたのです。

1955年、アメリカで理想的な絵具の研究を重ねていたヘンリー・レビソン博士は、バインダーにアクリリック・エマルジョンを用いることにより、新しい絵具の開発に成功しました。

比類のない安定性と堅牢性を持つ、世界で最初の水性アクリル絵具は「liquid=液体」と「texture=質感」という言葉を合わせて「liquitex・リキテックス」と名付けられました。

リキテックスは、当時第一線で活躍していた若いアーティスト達に積極的に支持され、60年代以降のアメリカンアートの隆盛を迎えました。

そして新たなアートの潮流とともに、リキテックスは世界中のあらゆるアーティストに愛用されるようになったのです。

1968年に日本での販売が始まって以来、リキテックスはアクリル絵具の代名詞として広く知られるようになりました。リキテックスの誕生から60年が経った現在でも、アートの第一線で活躍するアーティストや、これからの時代をつくる次世代のアーティストを支え続けています。

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